オリックス・リビングの中途採用事情~年収、就労環境、etc~

首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)と関西(大阪・京都・兵庫)において、有料老人ホーム、及び、高齢者向け住宅の運営事業を展開しているオリックス・リビング。徐々に運営施設数を増やしており、2016年現在、5000室以上を抱える大手事業者に成長しています。

 

オリックス・リビングの中途採用事情~年収、就労環境、etc~

 

今でも、増床を続けているため、求人需要は活況を呈しています。ジェネラルマネージャー(管理職、管理職候補)、ケアマネージャー、ケアアテンダント(介護スタッフ)、看護師、生活支援スタッフ(調理・清掃など)と、様々な職種で募集がかかっています。

 

オリックス・リビングにおける中途採用求人事情

オリックス・リビングでは、介護に携わるスタッフ全員が、介護職員初任者研修(ヘルパー2級)以上の資格取得を義務づけられていますが、新卒・中途を問わず、求人には無資格・未経験でも応募することが可能です。

 

その場合、採用決定後、会社負担で、資格取得のための研修を受講することになり、取得後3ヵ月までは、専任の指導者がつき、業務に取り組むなかで、介護について細かく教わることになります。

 

未経験者に対する指導・フォローが、ここまで充実している事業者は滅多にないので、これから介護の仕事に取り組みたいと考えている人にとっては、オリックス・リビングは転職先としてオススメです。

 

なお、応募、問い合わせについては、採用サイト内から行うことができます。施設の詳細・募集内容についても、検索することが出来るので、興味がある人は、是非アクセスしてみてください。
http://saiyo.orixliving.jp/

 

オリックス・リビングの社員年収について

社員の給与水準は、他の大手介護事業者と、ほぼ同じレベルとなっています。(介護業界のなかでは、上位に入る水準となっています。)具体的な年収例を幾つか、記載しておきますので、一例として参考にしてください。

 

  • 25歳 介護ヘルパー 年収270万円
  • 28歳 介護ヘルパー(リーダー職) 年収400万円
  • 32歳 介護福祉士(リーダー職) 年収480万円
  • 28歳 営業 年収400万円
  • 34歳 施設管理責任者 年収500万円
  • 30歳 サービス提供責任者 年収450万円
  • 38歳 経営企画 年収650万円

 

給与体系としては、基本給に夜勤手当、職種手当、残業手当、深夜残業手当などが加算されるといった形になっています。賞与は年2回。1ヵ月分ずつ支給されています。

 

介護業務未経験の場合、月収が手当込みで19万円から、3年以上の経験がある場合、20万円からとなります。昇給は年1回となりますが、自然増はそれほど期待出来ないため、リーダーなどのポジションに昇格することが、給与アップへの最短ルートとなります。

 

なお、介護現場から、本社勤めに異動して、経営に携わるポジションや営業職にシフトチェンジすると、さらに大幅な昇給が見込めるので、現場で働くスタッフのなかでは、これが代表的なキャリアパスの一つとなっています。

 

人事評価制度・成長環境について

オリックス・リビングでは、年に2回、自己目標設定の到達度合いと上長による評価が行われています。実際の仕事ぶりだけでなく、資格を取得するための努力なども評価対象になるなど、成長意欲が高い人ほど、良い評価を得る仕組みとなっています。

 

オリックス・リビングは、スタッフの資格取得支援に熱心な会社であり、介護職員初任者研修だけでなく、介護福祉士の取得費用も全額負担してくれます。

 

資格手当は設定されていないため、取得すること自体が、直接的に給与に結びつくことはありませんが、評価や昇格、転職の際には、大きな武器となりますし、本来、10万円以上の費用がかかることが無料となるので、利用しない手はありません。

 

今後のキャリアを考えても、介護福祉士の資格取得は必須と言えることなので、オリックス・リビングで働く機会を得たのであれば、在籍しているうちに、取得しておくことをオススメします。

 

また、オリックス・リビングは社内研修制度が充実しており、勤続年数ごとのフォロー研修だけでなく、施設ごとに介護技術研修が設定されており、更に、本人が希望すれば、認知症に特化した研修、自己啓発に関する研修などを受講することが出来ます。

 

外部の通信教育や公開講座にも自由に申し込むことが出来るので、学習意欲を持つ人にとって恵まれた環境と言えます。

 

なお、年収の部分でも少し触れましたが、オリックス・リビングでは、複数のキャリアパスが設けられており、スタッフとしてリーダーに昇格していくことだけでなく、本社勤務に異動していくことも可能です。

 

採用サイト内に、代表的なキャリアパスの事例が出ているので、それらを参考に、自分の将来像を考えてみてください。
http://saiyo.orixliving.jp/careerpath/index.html

 

オリックス・リビングの就労環境について

オリックス・リビングが運営する老人ホームは、入居費用が高額であり、それだけに、質の良い介護サービスを提供出来る人材を確保することに努めています。

 

そのため、オリックス・リビングには、優秀で性格が良いスタッフが多いです。よりよい介護が出来るように、自分自身を高める意識を持ちながら働いている前向きな人も多いので、職種を越えて協力したり、上司に相談しやすい雰囲気があります。

 

ブラックと言われることも多い介護業界のなかでは、オリックス・リビングの現場の雰囲気は極めて良好なので、真剣に働きたい人にとっては、このうえなく望ましい環境にあると言えます。

 

ただし、高額な費用を払っているだけに、利用者・家族からの要求度は高く、会社側も、その要求に応えることを求めてくるため、シビアな環境でもあり、手抜きなどは出来ません。プレッシャーがかかりますが、それだけに仕事を通じて、成長することが出来ます。

 

顧客の質も高く、モンスターカスタマーのような利用者はいないので、厳しいながらも、やり甲斐を持って働くことが出来る職場です。

 

ワークライフバランスについて

現場の介護職だと、勤務形態は4週8休のシフト制となります。有給休暇、夏季・冬季休暇が保障されており、毎月、希望休を申請することが可能なので、計画的に連休を取り、余暇を楽しむ職員が多いです。

 

また、福利厚生として、オリックスグループの保養所や施設を自由に利用することが出来るので、格安でレジャーや旅行を楽しむことが可能です。

 

日々の業務では、やや残業があるものの、勤務時間を大幅に上回るほどではないため、毎日、プライベートな時間を確保することが出来る状態です。

 

しかし、施設によって差があるので、自分が勤務を希望するエリアの施設の状況について、事前に確認しておくことをオススメします。

 

また、全社的な傾向として、管理職など責任ある立場になるに連れて、休みが取りづらくなったり、残業が増える傾向にあるので、自分のキャリアを考えるうえでは、この事実は頭に入れておいたほうがいいです。

 

ただし、こういったことを加味しても、介護業界のなかでは、かなり恵まれた状況にある会社なので、仕事とプライベートを両立させながら働きたいという人にとっては、オリックス・リビングはオススメです。

 

女性の働きやすさについて

オリックス・リビングは、他の介護企業と同様、女性の社員比率が高いため、女性にとっては、コミュニケーションが取りやすかったり、助け合える雰囲気がある会社です。産休や育休制度が完備されており、子育てに対する周囲の理解も高いため、子供を育てながら働くこともできます。

 

ただし、男女平等の会社なので、女性であっても、夜勤や残業を行うことは避けられません。正社員として働く場合、家族の理解や働き方の工夫が必要になってくると考えたほうがいいです。

 

転職会社活用のススメ

ここまで、オリックス・リビングの就労環境について見てきましたが、大手だけあって、介護業界のなかでは、優良企業です。転職を目指すには良い会社なので、ぜひ候補に入れてください。

 

ただし、万人に合う会社というのは存在しないので、実際に転職先を決める時には、色々な会社を比較したうえで、決めるのが賢明です。また、同じ会社でも、その時のタイミングによっても、事情が異なってくるので、常に最新の状況を確認しておくことも必須です。

 

こういったことを一個人が実行するのは大変なので、介護業界に精通している転職会社を活用することをオススメします。彼らは各企業の社内事情を把握しているので、オリックス・リビングの実情について、教えてもらうことが出来ます。

 

また、その時点において、オリックス・リビングよりも有望な転職先が存在しないかどうか、調べてもらうことも可能です。

 

いざ、転職先候補が固まった時には、少しでも有利な条件で転職出来るように、初任給などについて交渉してもらうといったことも出来ます。何かと便利な存在なので、うまく活用してください。

 

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