メディカル・ケア・サービスの中途採用事情~年収、就労環境、etc~

全国27都道府県において、グループホームを中心に、270カ所以上の介護施設を運営している大手介護事業者、メディカル・ケア・サービス。現在は認知症に特化した介護をおこなっており、アジアを主とした海外にも進出するなど、新たな試みにも、積極的に取り組んでいる会社です。

 

メディカル・ケア・サービスの中途採用事情~年収、就労環境、etc~

 

有料老人ホーム、小規模多機能型施設なども含めて、新規施設を相次いで開設していることもあり、人材採用を活発に行っている企業でもあります。

 

中途採用に関しても、介護ヘルパー、介護福祉士はもちろんのこと、看護師、理学療法士、作業療法士、ホーム長、施設長、ケアマネージャー、本社の事務職など、様々な職種において、常時募集をかけています。

 

給与・福利厚生などの雇用条件、及び、応募条件については、公式サイト内の採用情報ページにおいて、確認することができます。中途採用の場合、同じ職種でも、求人ごとに条件が違っているので、詳細については、個々に確認するようにしてください。
http://www.mcsg.co.jp/career/

 

メディカル・ケア・サービスの中途採用求人の特徴

中途採用で募集がかかっている求人のなかには、無資格・未経験者でも応募出来るものがあります。その場合、契約社員からのスタートとなりますが、社内研修を受けて、必要な知識を身につけてからの勤務開始となるので、安心です。

 

また、資格支援制度が用意されているので、そういった制度を利用することで、働きながら、介護の資格を取得することも可能です。このようにして、資格を取りつつ、実務経験を積んでいけば、正社員として再雇用されるチャンスが出てきます。

 

一般的なケースとして、勤務開始後、半年を経過したあたりから、こういったチャンスが出てくるので、キチンと努力していけば、1年以内には正社員に昇格出来る可能性が大です。

 

一方、介護資格を持ち、かつ実務経験が3年以上あるような人の場合、ユニットリーダー・フロアリーダーといった上級ポジションの求人にも、応募することが出来ます。一般スタッフの求人よりも、基本給がアップしますし、役職手当なども加味されるため、年収ベースで換算すると、かなり変わってきます。

 

また、ケアマネージャーや施設長といった職種へのキャリアアップについても、会社から資格取得をバックアップしてもらったり、認定講習会を優先的に受講させてもらえたりするので、より実現しやすくなります。

 

介護業界で長く、働いていこうとするのであれば、リーダーポジションに就いていて損することはないので、該当条件を満たす人は、ぜひ、こちらの求人を狙ってみてください。

 

社員の給与水準、年収について

メディカル・ケア・サービスにおける給与水準ですが、社員の年収は他の大手介護企業と比較して、ほぼ同等と言えるレベルです。下記に、代表的な年収例を記載しておきますので、参考にしてください。

 

  • 23歳 介護ヘルパー 年収200万円
  • 27歳 介護ヘルパー 年収350万円
  • 28歳 介護福祉士 年収460万円
  • 46歳 介護福祉士 年収480万円
  • 29歳 ケアマネージャー 年収500万円
  • 35歳 ケアマネージャー 年収550万円
  • 38歳 ホーム長 年収550万円
  • 40歳 ホーム長 年収480万円
  • 38歳 理学療法士 年収560万円

 

給与体系としては、基本給に資格手当、夜勤手当、時間外手当、交通費などが加算される形となります。昇給は年1回、ユニットリーダー以上のポジションになると、賞与も支給されるようになります。

 

また、結婚祝金や出産祝金、傷病手当、家族手当(配偶者、子、父母がいる人が対象)なども、支給されています。退職金制度も完備されており、勤続5年以上の社員が対象となります。

 

メディカル・ケア・サービスの人事評価制度について

明確な人事評価基準は存在せず、日頃の働きぶりや実績などを加味して、直属の上司が評価する仕組みとなっています。不透明な部分が多いのですが、無資格・未経験で入社した人でも、活躍を認められて、3年でホーム長まで昇格したといった例もあるので、チャンスは多い会社です。

 

意欲的に仕事に取り組んで、経験を積みながら、知識・スキルを磨いていけば、高く評価され、昇格・昇級へとつなげていくことが、誰にでも可能です。介護スタッフから本社への異動も認められているため、将来的に管理部門、経営部門で働くことも可能です。

 

そのため、全体的に社員のモチベーションは高く、明るい雰囲気のなかで、前向きに働くことが出来る会社です。

 

メディカル・ケア・サービスは自己成長を目指しやすい会社

メディカル・ケア・サービスは、トップダウン方式の経営スタイルを取りつつも、社員からの新しいアイディアや取り組みを積極的に受け入れている自由さも持ち合わせている会社なので、自分から動く自主性がある人だと、色々なことにチャレンジ出来るので、楽しく仕事に取り組めます。

 

また、こういった環境なので、社員には、意欲的に働きながら、仕事を通じて自分から学びを得て、スキルを身につけているような人が多いので、社員同士がお互いに刺激を与えながら働ける職場でもあります。

 

特に、認知症については知識、研修、実践を日々行うことになるため、大きな学びを得られたと感じる社員が多いです。

 

なお、メディカル・ケア・サービスでは、現場のニーズや資格、勤続年数に応じた、様々なスキルアップ研修が開催されているので、こういった研修を受けることで、新しい知識・スキルを習得することも可能です。

 

ワークライフバランスについて

メディカル・ケア・サービスは、シフト勤務が基本となり、休みは不定期となりますが、月8~9日の公休が設定されており、おおむね、週休2日のペースで休みを取ることが出来ます。また、公休とは別に、毎月2日まで、希望休を取得することが可能です。

 

有給についても、シフト作成前であれば、比較的取りやすく、夏季休暇が3日あるため、事前にスケジュールを調整することで、長期休暇を取得することも出来ます。

 

ただし、管理職になると仕事が多くなるため、残業や日々の忙しさに追われることが多くなってきます。

 

また、残業の規制が厳しく、全体的に残業時間が少ない会社ですが、施設によってはサービス残業が発生することがあるため、事前に希望勤務地にある施設の状況について確認しておくことをオススメします。

 

女性の働きやすさについて

メディカル・ケア・サービスは女性社員が多い職場のため、コミュニケーションのしやすさや助け合いの部分では、働きやすいと感じる人が多いようです。

 

産休・育休も保障されており、育児中は時短勤務を選択することも出来るため、制度をうまく利用すれば、子育てと仕事を両立させる形で、仕事を続けていくことが出来ます。

 

しかし、ホーム長以上になると、多忙であるため、女性が管理職になるのは難しいというのが、現状のようです。

 

メディカル・ケア・サービスの転職先としての価値

ここまで色々な角度から、メディカル・ケア・サービスの就労環境についてお伝えしてきましたが、明るく前向きな社員が多い会社ですし、努力が評価される会社でもあるので、高いモチベーションを持って働ける良い会社だと思います。

 

休日が多い、残業が少ない、社内研修制度・資格取得支援制度が充実している、昇進がしやすいといったことなどもあり、メディカル・ケア・サービスへの転職は『オススメ』というのが、当サイトの結論です。

 

ただし、相性の問題もありますし、万人に受ける会社というのは、存在しないので、もしかしたら、同じ介護事業者でも、違う会社のほうがいいと感じる人もいるかもしれません。

 

そのため、希望勤務地で出ている様々な求人を見比べて、自分にとって最適な会社を見極めたうえで、転職先を決めるようにしてください。

 

このあたりの判断が難しいという人は、介護業界に強い転職会社に相談することをオススメします。彼らはプロなので、客観的に判断してくれますし、当然、様々な会社からの求人を扱っているので、メディカル・ケア・サービス以上に、あなたにとって良い会社があれば、そういった会社を紹介してくれます。

 

転職を成功させるうえで、話をしておいて損はないので、是非、一度連絡を取ってみてください。下記の転職会社であれば、メディカル・ケア・サービスを含めて、大手介護事業者の求人を一通りカバーしているので、相談先として最適です。

 

<介護業界専門の転職会社>